本日よりbitFlyer LightningにSFDが導入されました。→ 公式アナウンス
内容については、公式アナウンスを見ていただくとして、運用面について考えていきます。
まず、やることは、剥離が10%に近いかどうかの確認が必要です。
2%や3%なら意識する必要ありません。
が、9.9%とか10%に近い場合は意識しましょう。
10%~15%だと0.5%の(徴収、付与)になります。
SFDを使って損しない為には、付与される方向にポジションを取ることです。
ただ、短い時間で決済する場合は、付与と徴収が行われますので、プラスマイナスゼロとなります。
SFD比率 | |
価格剥離 | SFD比率 |
10%以上15%未満 | 0.5% |
15%以上20%未満 | 1.0% |
20%以上 | 3.0% |
例
ビットコイン現物価格 100万円 bitFlyer Lightning(FX) 90万円
これで、剥離が10%ですね。
ここで、FXの方で1bitのロングポジションを取りました。
剥離を解消する方向にロングは、付与されます。
この場合は、90万×0.5% 4500円が付与されます。
ここで、現物価格は動かず100万円のままで、FXが95万円まで動いたとしましょう。
そして、ここで決済。
そうすると、差益の5万円が利益となります。
が、剥離は、5%で10%未満となりますので、徴収はありません。
で、先ほど得た4500円も残ります。
このように、上手く取引すれば、この新しいシステムも味方になります。
逆に付与されずに徴収だけ行われる場合もありますね。
ここで、考えられるのは、以下のような動きです。
- 剥離が10%近くになるとそれを解消する動きが活発化する。(当然ですが)
ただ、10%以上離れるのは、特別な場合でしょうから、剥離比率にこだわらず自分の信じたポジションを取ることはやった方がいいと個人的には考えます。
要は、どのくらいの利益を目指して、剥離徴収額がその利益のどのくらいの比率に値するかということですね。
まだ、本日、始まったばかりですので、実際の動きの様子を見ていきますので、後日、報告したいと思います。