QuietComfort 35 Ⅱ
BOSEの QuietComfort 35 Ⅱ(QC35 Ⅱ)は、QuietComfort 35(QC35)の後継機種となります。
QC35は、生産完了となっておりますので、価格は、
QC35 Ⅱ > QC35 となっており、差が8000円ほどあります。
AV機器の場合、新型の方がいいと思われますが、違いはどこでしょうか?
アクションボタン
出典:bose.co.jp
新型のQC35Ⅱは、googleアシスタント搭載モデルとなり、左イヤーカップにアクションボタンがついております。このアクションボタンを押して、googleアシスタントとのやりとりを行うのです。
そして、このアクションボタンは、割り当てを変えることによって、ノイズキャンセリングのレベルを変更するボタンにもなります。(High、Low、offの3段階に切り替えることができます。)
ノイズキャンセリングのレベルを変更するのは、旧モデルのQC35でも行うことができますが、専用アプリ(BOSE CONNECT APP)で行います。
これ以外の、本体デザインや重さ、ノイズキャンセル能力、バッテリーの持ちなどは、ほぼ同じとなります。(マイナーチェンジですね)
つまり、googleアシスタントを使うことがない人、ノイズキャンセリングのレベルを変更をヘッドホン側で行わない人は、旧モデルのQC35で十分だということです。
まあ、今後、中古で売るとかの場合は、リーセルバリューは、新型の方がいいでしょうが。
さて、これらの商品の発売日を見てみましょう。
①発売日:2016年 6月24日
②発売日:2017年10月 7日
③発売日:2017年11月27日
①は、QC35の発売日で③がQC35Ⅱの発売日です。
ちなみにQC35の発売当時は、今までのノイズキャンセリング機能を超えた商品として話題になりました。
それから、1年5か月後にマイナーチェンジでQC35Ⅱが発売されたのですね。
ところで、②は、何の発売日でしょうか?
これは、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM2の発売日です。
WH-1000XM2は、ライバルであるBoseのQC35の発売から、相当研究を重ねて、それを超える商品を作るコンセプトであったのでしょう。QC35に匹敵する(あるいは超えている)商品となっています。
QC35Ⅱを検討されているのであれば、WH-1000XM2も検討の機種に入れて、気に入った方を選べばいいでしょう。