シャープから発売された蚊を取ることができるという空気清浄機。
今までにはなかった商品として話題になりました。
東南アジアで実績が出たとして、日本でも販売することになった商品でした。
構造は、簡単で、中にUVライトが入っており、そのUVライトに引き寄せられた蚊などを気流で引き込み、中の粘着シートに張り付けるというものです。
また、筐体が黒いのも蚊が黒いものが黒いものに近づくという習性を考えてカラーリングされています。
薬剤を使わずに、蚊取りできるということで、赤ちゃんのいる家庭とかで需要がありました。
ただ、実際の蚊取り能力は、というと部屋の中にUVライトと人間がいる状況では、ターゲットである人間の方に寄ってきてしまう。
飛んでいる蚊は、ほとんど取れないという状況でした。
シャープは、後継品で、気流の速度を上げた商品を出していますが、根本的な改善には、なっていないかと思われます。
空気清浄機が欲しい人で蚊取り付加機能がついている程度でいいなら、購入してもいいですが、蚊取りを目的とする人にはお勧めしません。
で、購入した人は、どうすればいいかを考えていきましょう。
結論から言うと、
おとり作戦です。
空気清浄機の近くに汗のついたシャツやタオルを置いておきます。
これだけです。
蚊は、汗によって来る習性があります。
その習性を利用するのです。
汗のシャツがない?
自分で15分ほど、運動するか、できなければ、家族などに頼みましょう。
これで、取れる蚊の数は増えますね。
家電商品は、工夫して使うと能力が上がる一例です。
あと、大人だと、ハッカを付けているといいですね。
人間に蚊が寄らないようにしましょう。
匂いに好き嫌いがあるので、無理には、おすすめしませんが。