昔、「読書をしなさい」と言っていた学校の先生がいた。
いいことを言っていると同時に無責任なことばである。
出版されている本というのは、利潤を求めてるものがほとんどであるからだ。
どうやって、本を選ぶか分からない人がいきなり、読書をしても良本に出会える可能性は少ない。
また、ベストセラー商品を読めばいいとは限らない。
ベストセラー商品なので、それなりの出来になっている場合が多いだろうが、読む人にとって役に立つかどうかは、読んでみないと分からないのである。
信頼できる人が勧める本とかはいいだろうけど、ネットに書かれている評価もあてに成らない時代である。
そんな時代にも役立つ本の読み方がレバッジ・リーディングが勧める多読である。
自分で実際に読んでみて、自分に響いたものだけを熟読するということをすればいい。
あまりにも出版されている本が多すぎる。(それも駄本が)
ただ、駄本にも1行だけでもいいことが書いてあったりする。
そんな時は、良本なのであるが、それを見つけるまでにくじけないことが重要なのである。
1行しかいいことがない本なのに、なんで本として出版されるのか?
それは、本というのは、ある程度のボリュームがないと出版されないからである。
その著者が、わかっていても商品として売り出すために嵩を作らなければならないという本の宿命である。
今回、レバレッジ・リーディングを読み直したのも キンドル・アンリミティッドで無料で読めたから。
ちょっと前のベストセラーのツール本とかだとこの制度はありがたい。
いまさら、買ってまで読むまでもない本とかは無料であることで再読できる。
月額980円の制度であるが、本好きならすぐに元が取れてしまう。
とりあえず、30日間の無料体験中にどれだけの本がよめるのかをやってみるのも面白い。